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内容記述(抄録等) | 腕神経叢ブロックは,腕神経叢をブロックするレベルによって4つに分類できる.この中から,手術や鎮痛を必要とする部位あるいは患者の状態によって最適なアプローチ法を選択する必要がある.超音波画像上,神経組織やランドマークとなる周辺組織の同定が比較的容易であり,リアルタイムに針先を描出できればこれらのブロックの安全性と確実性が高まる可能性がある.しかし一方で,起こりうる合併症の可能性は認識しておく必要がある.また,肩の手術のように術後痛が続くことが予想される場合には,術後鎮痛としてカテーテルを挿入する.腕神経叢の解剖およびそれぞれのアプローチの適応,神経描出法,穿刺法を解説する.
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主題 | 腕神経叢ブロック
超音波
アプローチ
穿刺法
カテーテル挿入法
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掲載誌情報 |
日本臨床麻酔学会誌
33
( 3
), 493
- 500
, 2013
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出版者 | 日本臨床麻酔学会
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権利関係 | 利用は著作権の範囲に限られます。
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