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タイトルヨミ
シマネ ハントウ チュウシントウ サン ノ カセキ クモヒトデ
日本語以外のタイトル
Fossil Ophiuroids from the Middle Miocene of the Shimane Peninsula
ファイル
言語
日本語
著者
大久保 雅弘
内容記述(抄録等)
 島根半島の日本海側は海成中新統の好露出で知られているが,その北西部に位置する平田市小伊津の海岸には,中部中新統の成相寺層が露出している。この地層から,化石クモヒトデが現地の人たちによって発見されて,佐香中学校(当時)の児玉芳見氏により紹介されたが,筆者は同氏のご好意によって化石産地を知り,数回にわたって化石採集を行なった。
 日本における化石クモヒトデの産出については,2・3の情報を耳にするだけであって記載された例を知らない。小伊津産の標本は,保存状態がとりわけ良好であるとはいえないが,珍しい化石であるのでとりあへず報告しておきたい。
 本論に入るに先立ち,化石産出の情報を与へられた児玉芳見氏(斐川東中学校),現生クモヒトデの知見およぴ鑑定について懇切なこ教示を与へられた入村精一氏(横浜市立戸塚高校),文献や化石記録をこ教示いただいた大森昌衛氏(東京教育大地鉱教室),およぴ図の清書を援助された広田清治氏(島根大地学教室)らに感謝する。
掲載誌名
島根大学文理学部紀要. 理学科編
10
開始ページ
145
終了ページ
150
ISSN
03709434
発行日
1976-12-20
NCID
AN0010806X
出版者
島根大学文理学部
出版者別表記
The Faculty of Literature and Science, Shimane University
資料タイプ
紀要論文
部局
総合理工学部
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