山陰研究

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山陰研究 6
2013-12-31 発行

グローバル化時代の山陰経済 : 境港における国際物流を中心に

The regional economy of San-in in the globalizing age
渡邉 英俊 島根大学法文学部法経学科
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内容記述(抄録等)
本稿では,資本の超国籍化と国家の新自由主義化とが加速するグローバル化時代の山陰経済について,国際物流の視点から分析を行う。まず,海外の研究動向から新たな分析枠組みを検討し,そのうえで,国土形成計画法体制下での北東アジアゲートウェイ構想と山陰地域の政策的位置づけを明らかにする。そして,山陰地域の国際物流の構造を分析し,山陰地域における「フローの空間」の多層性を明らかにする。
The purpose of this paper is to examine the regional economy of San−in in the globalizing age. From the view of the international trade and logistics, it becomes clear that there are at least three tiers of “spaces of flows” in this region.
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