島根大学教育臨床総合研究

ダウンロード数 : ?
島根大学教育臨床総合研究 3
2004-03-31 発行

家庭科教育における大学・附属学校間連携に関する基礎的研究 : 大学生によるミシン縫い学習の支援を通して

A Pilot Study for Cooperation between University and its Attached Schools on Home Economics Education : Supported by University Students in Sewing Class of Elementary Attached School
平井 早苗
多々納 道子
湊奈 津子
ファイル
内容記述(抄録等)
本研究では、大学・附属小学校間でミシン縫いの授業を通した連携を行い、その意義について考察した。大学生による小学生への実技学習支援は、大学生においては教科知識の充実や教職への意識を促すという点で、小学生においては学習意欲の促進や知識技能の定着という点で有効であることが明らかになった。また、教師教育体制の強化と附属学校児童・生徒の学習の充実という観点に立てば、大学・附属学校間連携がいっそう推進されるべきことが確認された。