島根農科大学研究報告

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島根農科大学研究報告 10
1962-03-31 発行

G.A.処理のぶどう樹におよぽす施肥量の差の影響

Some Effects of the Different Amounts of Fertilizers on Delaware Grape Vines whose Clusters were treated with Gibberellic Acid
高馬 進
松岡 広
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内容記述(抄録等)
最近デラウェアぶどう果にG.A.(ジベレリン酸)処理を行なって,無核果にすると同時に熟期を早めることができるので,棚持ちの短いデラウェアの出荷期の巾を広げ,更に無核になるため,以前に比ぺてデラウェアの経済的価値を高める結果となった。この経済的価値を高め得るG.A.処理の効果を更に毎年確実に高めることができれぱ有利であるので,施肥量の多少によって樹勢を旺盛に維持できるかどうかを調ぺた。
本研究ぽ島根県農林部,協和醗酵K.K.並びに本学園芸研究室,神西砂丘農場職員の御援助を得た。ここに記して深甚の謝意を表したい次第である。