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タイトルヨミ
ヤヨイ ジダイ ノ サンイン チイキ ニオケル テッキ フキュウ ノ ヨウソウ
日本語以外のタイトル
A Study on the spread of iron implements in the Sanin region during the Yayoi period
ファイル
言語
日本語
属性
論文
著者
会下 和宏 島根大学総合博物館
内容記述(抄録等)
本稿では、弥生時代の山陰地域における鉄器の普及状況を具体的に明らかにするために、時期ごとにみた鉄器出土集落遺跡の分布と出土鉄器の組成・量の様相について整理した。一方で、石器の出土状況についても整理し、鉄器の普及状況との関係について考察した。その結果、弥生後期から終末期においては、工具として袋状鉄斧・鉇・刀子などの鉄器が普及し、多くの遺跡で片刃石斧が駆逐されたことが確認できた。また、鉄鏃が普及する一方で、石鏃も併用されていた。そのうえで、こうした弥生集落における鉄器の普及状況が、副葬品や大型区画墓造営といった弥生時代の墓制にどのような影響を与えたのかについても予察した。
主題
弥生時代
鉄器
山陰
集落遺跡
墓制
掲載誌名
山陰研究
12
開始ページ
1
終了ページ
26
ISSN
1883468X
発行日
2019-12-31
NCID
AA12382442
DOI(SelfDOI)
出版者
島根大学法文学部山陰研究センター
出版者別表記
San’in Research Center, Faculty of Law and Literature, Shimane University
資料タイプ
紀要論文
ファイル形式
PDF
著者版/出版社版
出版社版
業績ID
e37114
部局
法文学部 山陰研究センター
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