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タイトルヨミ
ホンジョウ コウク ノ カンタク ト タンスイカ ニツイテ
日本語以外のタイトル
The Land Reclamation of Honjo Area in Lake Nakanoumi and Freshening Project of the Remaining Water Basin
ファイル
言語
日本語
著者
伊達 善夫
内容記述(抄録等)
中海干拓淡水化事業は干拓と淡水化がセットになって始められたものであり,その片方だけで事業の完成はありえない。その理由の一つは,干拓によって水面から5メートルも低い土地が現れると,大根島の地下水(淡水)は干拓地側へ流出してしまい,そのあとに中海の塩水が入り込んで大根島の農業が成り立たなくなることである。理由の二は,揖屋干拓地の農業用水は,広大な流域を擁する意宇川水系に頼っているが,揖屋地区の7倍の面積を持つ本庄工区で期待される島根半島側の小4河川の流域は意宇川の1/5にも達せず,淡水化を考えない限り,採算のとれる農業の展望はない。その「淡水化」については,大幅に水質がよくなると予測されていた1998年(平成10年)度になって,依然として,淡水化再開の条件である両湖の水質改善の見通しは立っていない。これらの問題を科学的なデータに基づいて論じてみたい。
掲載誌名
Laguna : 汽水域研究
6
開始ページ
189
終了ページ
203
ISSN
21852995
発行日
1999-03
NCID
AN10439529
出版者
島根大学汽水域研究センター
資料タイプ
紀要論文
ファイル形式
PDF
著者版/出版社版
出版社版
部局
研究・学術情報本部 エスチュアリー研究センター
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