タイトルヨミ | ウンドウ ニ ヨル ヒフオン ノ ヘンドウ ニ ツイテ
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日本語以外のタイトル | Change of various skin temperature in exercise
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ファイル | |
言語 |
日本語
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著者 |
斎藤 重徳
大谷 和壽
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内容記述(抄録等) | 我々は,スポーツやトレーニングを行う場合,その前に必ずといっていいほどウォームアップ(Warm−up)を実施してからそれらの運動を行っている。ウォームアップの役割は,次に行う運動に対する生理的,心理的準傭である1)といわれている。そして,ウォームアップは最終的には運動実施者のパフォーマンスを促進するという結論に到達すると思われる。オゾーリン(Ozlin)は,“有機体のシステムは休んでいると確実に不活動な状態にあり,活動を開始してもすぐには有機体の機能的効率を高めることはできない。そこには高い生理学的効率を発揮するまで,特定の時間が必要である”といっている。実際にスポーツやトレーニングを行う前に,この状態に到達したり,アプローチすることがウォームアップの目的になるわけである。
ウォームアップに関する研究は,これまでに数多く報告されている。石河は,ウォームアップに関する従来の研究結果を紹介している。その報告に於て石河は,ウォームアップを本運動と関連した運動と関連しないものとに区分し,更に後者のうち運動によらないものを受動的ウォームアップとしている。そして関連ウォームアップの場合,効果のある場合とない場合が半々で,必ずしもウォームアップの効果がはっきりしているとはいえない。柔軟性では効果が期待されるが,これがパフォーマンスの向上につながっているとは限らないと記している。又,非関連ウォームアップについても効果が相半ばしている。そして,非関連ウォームアップのなかの受動的ウォームアップの手段として温水シャワー,入浴,ジアテルミー,冷水シャワー,冷水浴それにマッサージ等が行われており,その効果については,温水シャワー,入浴,冷水シャワー,冷水浴,ジアテルミーはマイナスの効果が報告され,ウォームアップとしては望ましくないとされている。又,マッサージは効果があるという報告を見ないと記している。 小川,阿久津は,ウォームアップの効果を身体柔軟度の変化から検討している。その結果,ウォームアップとして一般的に行われる程度の準備運動により,身体の柔軟性は著しく増大し,入浴による温熱刺激によっても柔軟性は向上したと報告している。 その他,飯塚は運動代謝の面から,日比は体温,筋温の変温の面により,さらに中原は中枢神経系の興奮レベルの面よりウォームアップの効果を認めているという報告がある。 運動を伴なうウォームアップに効果を認めた報告が多い。運動すれば体温の上昇がみられることは周知のとおりであり,パフォーマンス促進の一要素となっていると考えられる。ウォームアップに関するこれまでの研究報告にも,体温や筋温との面からその効果をみたものもあるが,運動場面における活動部位の深部温についての報告は知らない。そこで,我々は新しい試みとして,臨床で使用される深部温モニター用コアテンプを使って身体各部の皮膚からの深部温と表面温を測定し,比較,検討することによって運動を伴なうウォームアップが生体に及ぼす影響について基礎知識を得ることを目的とした。 |
掲載誌名 |
島根大学教育学部紀要. 教育科学
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巻 | 22
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号 | 2
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開始ページ | 25
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終了ページ | 32
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ISSN | 0287251X
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発行日 | 1988-12-26
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NCID | AN0010792X
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出版者 | 島根大学教育学部
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出版者別表記 | The Faculty of Education Shimane University
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資料タイプ |
紀要論文
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部局 |
教育学部
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