ID | 40767 |
タイトルヨミ | ニホンゴ ニオケル フクゴウ ドウシ ノ キゲン ニツイテ
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日本語以外のタイトル | Origin of V-V Compounds in Japanese
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ファイル | |
言語 |
日本語
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著者 | |
内容記述(抄録等) | 日本語には動詞+動詞型の複合動詞が多数存在し、多様な表現性を有している。このタイプの複合動詞はアジア地域の諸言語に見られるが、日本語の複合動詞は数と種類において他の言語を凌駕しているように見えるとされる。しかし、そもそも日本語において複合動詞はどのようにして発生したのだろうか。そこで本論では古代日本語における複合動詞の特徴や口頭伝承のあり方から複合動詞の起源について明らかにすることを試みた。その結果、上代を中心として古代語における複合動詞の結合が緩かったことを確認した。古代における複合動詞は形態的なまとまりは緩く、複数の動詞を連続させたものであったと考えられる。そのような複合動詞が発生したことの背景には動作が眼前で行われつつあるかのように、劇を見ているかのように感じさせる当時の口頭伝承のあり方が存在することが明らかになった。そして、それは現代日本語における会話に見られる特徴と一致する。このことから複合動詞の発生が日本語が古代から現代に至るまで自分と聞き手の眼前にあるものをもとに会話や叙述を展開することを基本とする映像的な言語であることを背景としていることが明らかになった。
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主題 | 複合動詞
起源
形態的緊密性
映像的
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掲載誌名 |
島根大学教育学部紀要
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巻 | 51
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開始ページ | 49
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終了ページ | 57
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ISSN | 24335355
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発行日 | 2017-12-28
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NCID | AA12171265
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DOI(SelfDOI) | |
出版者 | 島根大学教育学部
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資料タイプ |
紀要論文
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ファイル形式 |
PDF
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著者版/出版社版 |
出版社版
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部局 |
教育学部
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