ID | 40617 |
ファイル | |
言語 |
日本語
|
タイトルヨミ | ホケン ト クレジット・デリバティブ トリヒキ ノ ホウテキ クベツ オ メグル ギロン ノ キソテキ コウサツ ゼンペン : 2007ネンゴロ マデ ノ アメリカ ノ ギロン オ チュウシン トシテ
|
著者 |
嘉村 雄司
島根大学法文学部
|
内容記述(抄録等) | わが国の学説では,保険とクレジット・デリバティブの法的区別を,損害てん補の目的の有無という基準を用いて説明する考え方が支配的見解である。この点,アメリカにおいても,同様の考え方に基づき,保険とクレジット・デリバティブが区別されてきた。しかし,近時は,その考え方を再構築する試みが始まっており,その妥当範囲の限界が指摘されるに至っている。このようなアメリカの議論は,わが国の支配的見解を再検討するにあたって参考になると思われる。
もっとも,従来のわが国の学説では,アメリカの議論が参照されることがほとんどなく,未だ十分に認識されていないのが現状である。このような中,近時のアメリカの議論を参考にするためには,その基礎的理解が欠かせないと思われる。そこで,本稿は,近時のアメリカの議論をわが国の解釈論の参考にするための基礎的作業の一環として,それ以前のアメリカの議論を検討することとしたい。 本稿の前半では,わが国の議論状況を概説した上で,上記の支配的見解の基礎となったPotts意見書,および,ニューヨーク州保険法上の議論を検討する。 |
主題 | 保険の意義
クレジット・デリバティブ取引
|
掲載誌名 |
損害保険研究
|
巻 | 78
|
号 | 3
|
開始ページ | 55
|
終了ページ | 80
|
ISSN | 02876337
|
発行日 | 2016-11
|
NCID | AN00390514
|
出版者 | 損害保険事業総合研究所
|
資料タイプ |
学術雑誌論文
|
ファイル形式 |
PDF
|
権利関係 | 損害保険事業総合研究所
|
著者版/出版社版 |
出版社版
|
業績ID | e30747
|
部局 |
法文学部
|