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ID 38606
タイトルヨミ
カゾク ニーズ カラ ミタ ザイタク カンワ ケア ノ カダイ : イゾク チョウサ ニ オケル ジユウ カイトウ データ ノ ブンセキ カラ
日本語以外のタイトル
The Problem of Home Palliative Care Experienced by the Family Members. : Analysis of Free Answer in the Questionnaire.
ファイル
言語
日本語
著者
板倉 有紀
田代 志門
内容記述(抄録等)
本稿の目的は、過去に実施した遺族調査の自由記述欄の回答を分析することを通じて、在宅緩和ケアを利用した家族のニーズについて探索的に検討することである。検討の結果、自由記述欄の回答は、「ケアへの助言」、「病院との違い」、「余命・死期の示唆」、「訪問速度と頻度」、「臨死時立ち会い」、「死後の処置や対応」、「グリーフケア」、「制度・費用への不満」の8 つに分類できた。以上のニーズの多くは、看取りに際しての家族の身体的・精神的負担の軽減に関わるものであるが、一部には在宅で家族を看取ることへの漠然とした不安への対応や死別後のグリーフケアに関する内容が含まれる。後者については、医療・福祉サービスの充実のみでは解決しえない死生観や文化に関わる課題を含んでおり、今後さらなる検討が必要である。
主題
終末期
看取り
家族支援
グリーフケア
掲載誌名
島根大学社会福祉論集
6
開始ページ
45
終了ページ
58
ISSN
18819419
発行日
2017-03-31
NCID
AA12202620
出版者
島根大学法文学部社会文化学科福祉社会教室
出版者別表記
Study on Welfare Society, Faculty of Law & Literature, Shimane University
資料タイプ
紀要論文
ファイル形式
PDF
著者版/出版社版
出版社版
部局
法文学部
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