ID | 45546 |
タイトルヨミ | ドイツ レンポウ ツウジョウ サイバンショ ノ サツジン ノ コイ ニ カンスル ヨクセイ ヲ カケル シンリ テキ ショウヘキ ロン ト コイ ガイネン 3
|
日本語以外のタイトル | Die Hemmschwellentheorie des BGH und der Vorsatzesbegriff(3)
|
ファイル | |
言語 |
日本語
|
属性 |
論説
|
著者 | |
内容記述(抄録等) | はじめに
Ⅰ 心理的障壁論とは何か 1 心理的障壁論の援用 2 心理的障壁が阻むこと (1)殺人行為に出ること (2)殺人の故意をもつこと (3)殺人の故意を認定すること 3 心理的障壁論の問題点 (1)ドイツ刑事訴訟法典261条に関する問題 (2)心理的障壁論の援用上の問題 (以上、60巻1=2号) Ⅱ 故意の認定に要求される事実 1 本章で取り上げる事実について 2 客観的危険性からの推論と両立しない事実 (1)動機 (2)人格・被害者に対する従前の態度 (3)行為後の態度 3 客観的危険性からの推論ができないことを示す事実 (1)突発的に行為に出たこと、興奮状態に陥っていたこと (2)アルコールや薬物の影響、精神障害 (3)人格的未熟さ等 4 客観的危険性からの推論に影響する事実 (1)行為態様 (2)結果の大きさ ドイツ連邦通常裁判所の殺人の故意に関する 「抑制をかける心理的障壁論」と故意概念(3・完) 大 庭 沙 織 ドイツ連邦通常裁判所の殺人の故意に関する「抑制をかける心理的障壁論」と故意概念(3・完()大庭) 83 (3)行為の危険性を低く推認させる特別な事情 (4)行為に対する被告人の認識(以上、62巻2号) Ⅲ BGH判例の近年の傾向 1 2012年判決(BGH, Urt. v. 22. 3. 2012 – 4 StR 558/11) 2 学説による2012年判決の理解 3 2012年判決以降の変化 (1)故意の認定方法の変化 (2)事実審へのBGHによる介入の変化 Ⅳ 心理的障壁論と故意概念 1 実際の心理状態としての故意の理解の貫徹 2 心理的障壁と故意非難 3 心理的障壁論と熟考という心理的事実 おわりに(以上、本号) |
掲載誌名 |
島大法學
|
巻 | 62
|
号 | 3・4
|
開始ページ | 83
|
終了ページ | 102
|
ISSN | 05830362
|
発行日 | 2019-02
|
NCID | AA00107522
|
DOI(SelfDOI) | |
出版者 | 島根大学法文学部 島根大学大学院法務研究科
|
出版者別表記 | Faculty of Law and Literature, Shimane University, Graduate School of Law, Shimane University
|
資料タイプ |
紀要論文
|
ファイル形式 |
PDF
|
著者版/出版社版 |
出版社版
|
部局 |
法文学部
|
他の一覧 |