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ID 52630
タイトルヨミ
コロナカ ト カゾク ジッセン ― シマネケン マツエシ デ ジッシシタ イシキ チョウサ ノ ケッカ カラ ―
日本語以外のタイトル
The Coronavirus Pandemic and Family Practices: Results of a Survey Conducted in Matsue, Shimane Prefecture
ファイル
言語
日本語
属性
論文
著者
内容記述(抄録等)
2020 年の新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、人びとの生活意識や家族実践にどのような影響をもたらしたのか。同年9 月に島根県松江市で実施した市民意識調査のデータを分析した結果、感染者数が都会に比べて少ない島根県のような地方では、高齢者であるほど、また、家族生活の変化を強く感じている人ほど、感染に対して不安をもっている人ほど、地元で家族一緒に暮らしたいという気持ちが強まる傾向が認められた。コロナ禍が地元定住志向を強めたということだが、一方でこのことは、われわれの社会が、困ったときは家族を頼りにし、家族でなんとか対処していくべきという家族主義ないしは自助をいかに強調しているかを示唆している。
主題
島根県
新型コロナウイルス
家族実践
自助
掲載誌名
社会文化論集
17
開始ページ
1
終了ページ
10
ISSN
18802184
発行日
2021-03-10
NCID
AA12006101
DOI(SelfDOI)
出版者
島根大学法文学部紀要社会文化学科
出版者別表記
Socio-cultural Studies, Faculty of Law & Literature
資料タイプ
紀要論文
ファイル形式
PDF
著者版/出版社版
出版社版
部局
法文学部
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