目 次
プロローグ
−エピエイケイア・もう一つの正義概念−
第一章 諸前提
−エピエイケイア・アェクイタス・エクィティ−
第一節 不文國法論の基礎としてのエピエイケイア概念
第二節 公平的正義としてのアエクイタス概念
第三節 アエクイタス概念とエピエイケイア概念の融合
一 aequum et bonum
二 aequitas va rigor juris
第二章 中世コモン・ロー法学とアエクイタス
第一節 法の精髄としてのアエクイタス
第二節 ブラクトンと類推適用のアエクイタス
第三節 制定法解釈のエクィティ
第三章 カノン法のアエクイタスとエピエイケイア概念の復活
第一節 カノン法のアエクイタス概念の形成
第二節 カノン法のアエクイタスとエピエイケイア概念との融合
−ジェルソン−
第三節 エピエイケイア概念の復活
−セント・ジャメイン−
第四章 エリザベス期立法解釈論とエピエイケイア法解釈論の展開
第一節 人文主義とイングランド法学
第二節 二つの制定法解釈論
−エジャートンとハットン−
第三節 プラウドゥン判例集とエピエイケイア立法解釈論の展開
−例外法理から縮小解釈論へ−
第四節 エクィティ論と裁量権問題
一 大法官裁判所の管轄権と裁量問題
−ランバード−
二 法律内在的エクィティ論
−オルデンドルップとウェスト−
第五節 二つのエピエイケイア立法解釈論
一 学識法論としてのエピエイケイア法解釈論
−メランヒトンとヘイク−
二 エピエイケイア法解釈論から擬制的法解釈論へ
−アッシュからフィンチヘ−
エピローグ
−エピエイケイア論の行方−
第一節 エピエイケイア立法解釈論とクック法学
第二節 近代法学とエピエイケイア立法解釈論
−ブラックストーンとオースチン−