研究の論点
一 分限免職処分の法的性質と公定力
二 「直接の原因」関係の解明と違法性の承継
三 分限免職と懲戒免職の処分選択の裁量
四 分限免職処分の発令時期と裁量過程
五 違法性の承継と損害賠償請求権の発生の区別の必要性
六 懲戒免職処分の授益的「濫用」の問題
最高裁昭和六〇年九月一二日第一小法廷判決(判例時報一一七一号六二頁、判例タイムズ五七二号五四頁)
東京高裁昭和五五年三月三一日判決(判例時報九六二号四四頁、判例タイムズ四一四号一二七頁)
横浜地裁昭和五二年一二月一九日判決(判例時報八七七号三頁、判例タイムズ三六五号三三頁)