島大法學

島根大学法文学部
ISSN:0583-0362
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島大法學 33 3
1989-11-15 発行

川崎市役所収賄事件・住民訴訟 : 収賄職員の退職金支給は適法か?

On the retirement lum-sum grants for the corrupt official : Citizens' Suit
鬼頭 宏一
ファイル
a001003303h005.pdf 2.16 MB ( 限定公開 )
内容記述(抄録等)
  研究の論点
一 分限免職処分の法的性質と公定力
二 「直接の原因」関係の解明と違法性の承継
三 分限免職と懲戒免職の処分選択の裁量
四 分限免職処分の発令時期と裁量過程
五 違法性の承継と損害賠償請求権の発生の区別の必要性
六 懲戒免職処分の授益的「濫用」の問題
   最高裁昭和六〇年九月一二日第一小法廷判決(判例時報一一七一号六二頁、判例タイムズ五七二号五四頁)
   東京高裁昭和五五年三月三一日判決(判例時報九六二号四四頁、判例タイムズ四一四号一二七頁)
   横浜地裁昭和五二年一二月一九日判決(判例時報八七七号三頁、判例タイムズ三六五号三三頁)