島大法學

島根大学法文学部
ISSN:0583-0362
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島大法學 22 1
1978-10-01 発行

イタリア法における占有訴権 : 研究ノートからの素描(その2)

Azioni Possessorie in Dirritto Italiano(2)
岡本 詔治
ファイル
a001002201h006.pdf 2 MB ( 限定公開 )
内容記述(抄録等)
一 は じ め に
二 旧民法典と改革運動
三 azione di reintegrazione
 一 沿   革
 二 訴権の主体         (以上第25号)
 三 spoglio(侵奪)
  1)事実支配の移行  2)全部的もしくは部分的侵奪
  3)暴力による侵奪  4)animus spogliandi
  5)隠秘による侵奪
四 その他の諸問題
 1 地役権の占有
 2 行政庁の行為による占有侵奪
 3 公務員(執行官)を介しての占有侵奪
 4 自力救済
 5 瑕疵占有の抗弁
 6 占有侵奪に基づく損害賠償
  1)占有訴訟における損害賠償請求
  2)損害の有無  3)消滅時効
 7 訴の提起期間
五 比 較 法
 (一) 序
 (二) フランス法
 1 現行制度の概観
 2 原告適格
  1)占有者  2)所持人・容仮占有者  3)真の意味の容仮占有者
 3 被告適格
 4 voie de fait による占有侵奪
 5 その他の諸問題       (以上本号)
 (三) ドイツ法
 (四) スイス法
 (五) オーストリア法
六 整   理