島根大学教育臨床総合研究

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島根大学教育臨床総合研究 特別号
2014-02 発行

学校教育実習の現状と課題

Current Status and Problems of Teaching Practice
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内容記述(抄録等)
島根大学教育学部においては教員養成に特化したカリキュラムが編成され,教育実習は全員が規定されたものを履修しなければならない。実習部会は大学側の実習部と附属学校園の実習部で構成され,学生が1年生から4年生まで履修していく実習を事前・事後指導を含めて運営されてきている。新しいカリキュラム編成になり,構成され実施されてきた教育実習プログラムも今年で10年目になる。様々な修正が重ねられ今日に至っているが,本稿では教育実習の現状や成果と運用上の課題について実習部会の立場からいくつかを挙げた。特に3年生の学校教育実践研究IIと実習III,IVを切り離せない「ワンセット」の問題について述べた。また,今後の実習部会のよりよい在り方として,実習部会に専任の担当者を置くことを提言した。