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ID 36808
language
jpn
Title Transcription
ゼン ハンシャ ヲ リヨウ シタ X セン エネルギー フィルター ノ カイハツ
Author
岡本 博之
濱 靖彦
国岡 由紀
森川 公彦
Description
CT スキャンにおいて、最も一般的なアーティファクトとしてbeam hardening があげら れる。これは、観察した物体の中央に比べ、周辺部が明るく表示される現象である。低エネ ルギーのX 線は高エネルギーのX 線に比べると、試料中でより減弱が起こるため、平均の X 線エネルギーは増加する。この様な理由によって、白色X 線を用いたCT は定量性が低い といわれている。この現象は、単色X 線を使用することで解決できる。そこでこの問題を解 決するため、全反射現象を利用して、X 線のエネルギー値を任意に設定できるフィルターを 開発した。  実験は高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所(KEK-PF)BL-14B と20B で行っ た。X 線のエネルギーはビームラインに設置されたダブルクリスタルモノクロメータにより、 10 ~ 24[keV] に調整した。ハイパスフィルターとしてポリプロピレン板を、ローパスフィル ターとしてガラス板を、それぞれ使用した。フィルター板の設定角度を変えることで、反射 率は変化した。フィルターからのX 線の強度分布は、X 線エネルギーとフィルター板の角度 を調整することにより、変化した。  結果を説明するため、板の表面が完全な平面であると仮定しシミュレーションを行ったと ころ、実験結果と一致しなかった。そこで板表面の粗さを考慮して再度シミュレーションを 行ったところ、実験結果とよく一致した。このことから、今回開発したフィルターにおいては、 板の粗さが強度分布を決める重要な因子であることが分かった。
Subject
X線
エネルギーフィルター
全反射
X-ray filter
reflectivity
total reflection
synchrotron radiation
Journal Title
Journal of the Tsuruma Health Science Society, Kanazawa University
Volume
39
Issue
1
Start Page
59
End Page
64
ISSN
1346-8502
Published Date
2015-07-28
Publisher
金沢大学つるま保健学会
Publisher Transcription
カナザワ ダイガク ツルマ ホケン ガッカイ
Publisher Aalternative
Tsuruma Health Science Society, Kanazawa University
NII Type
Journal Article
Format
PDF
Relation
Text Version
出版社版
Gyoseki ID
e29558
OAI-PMH Set
Faculty of Science and Engineering