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タイトルヨミ
コウボ ノ セイリ ニ オヨボス シントウ コウカ
日本語以外のタイトル
Physiological Studies on Shaking Culture of Yeasts
ファイル
f001001y027.pdf 836 KB ( 限定公開 )
言語
日本語
著者
西上 一義
内容記述(抄録等)
 いわゆる”Psteur Effect”がPasteurによつて発見されて以来,極めて多くの研究者達が,この現象の解明に努カしてきた。そして近年になつてMelnick(1941),Engelhadt&Sakov(1943),Lynen(1941.1942),Holzer&Holzer(1953),Stickland(1956)等の研究によつてようやくその機構が説明されるに至つてきた(Cook 1958)。この問題がながい間進展しないで足踏の状態で留つていた理由の一つとして考えられる事は,実験材料の点である。一般に酵母のPasteur Effectと言つても,極めて好気的な酵母もあり,また嫌気的のものもある。好気的酵母に対する振盪効果は嫌気的酵母に対する振盪効果とは大きな差を持つ。その結果としてPasteur Effectも必然的に違つたものとなつてくる。こゝにおいて筆者は,RQの異る酵母を材料として,嫌気的並びに好気的条件で培養し.その結果それぞれの酵母のQ_<O_2>及びQ_<CO_2>に如何なる変化が起るか。また糖消費と振盪作用との間で,どのような関係が各種の酵母でみられるか。また三種の酵母の成育に対して振盪作用は如何なる効果を持つているか,ということについて調べた。
掲載誌名
島根大学論集10周年記念論文集
1
開始ページ
110
終了ページ
117
発行日
1960-02-29
出版者
島根大学
出版者別表記
Shimane University
資料タイプ
紀要論文
ファイル形式
PDF
著者版/出版社版
出版社版
部局
島根大学
備考
島根大学論集10周年記念論文集
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