ID | 1340 |
タイトルヨミ | シマネ ダイガク ジョシ ウンドウ センシュ ノ カンキセイ サギョウ イキチ ト サイコウ サンソ セッシュリョウ
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日本語以外のタイトル | Ventilatory Threshold and Peak VO_2 of Female Athletes in Shimane University
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ファイル | |
言語 |
日本語
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著者 |
大谷 和壽
斎藤 重徳
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内容記述(抄録等) | 1.はじめに
換気性作業閾値(VT)や最大酸素摂取量(VO2max)は全身持久性の優れた指標とされている。 運動強度が直線的に高まると,筋活動に必要なエネルギー全てを有酸素的に供給するには酸素摂取が不足するようになり,ピルビン酸から乳酸への移行を伴う無酸素的なエネルギー供給が動員され,乳酸の蓄積が始まる。この際,乳酸から遊離した水素イオンは重炭酸イオンにより緩衝され二酸化炭素が発生する。この時,酸素摂取量の増加が直線的であるのに対し,換気量や二酸化炭素の排出量が急激に増大する。この臨界的な運動強度がVTと呼ばれ,エアロビクスとアネロビクスの境界とされている。つまり,VTの値が高いということは,乳酸系のエネルギー供給が動員されない段階での,有酸素系のみによるエネルギー供給面からみた運動能力が高いことを意味している。 VO2 maxは酸素摂取量の最大値であり,酸素供給能力すなわち有酸素的エネルギー供給能力そのものである。最高酸素摂取量(peakVO2)は,酸素摂取量にレベリングオフがみられること,心拍数が180拍/分以上,ガス交換比が1以上,の条件を満たせばVO2maxとみなす事ができる。 ところで,異なるスポーツ種目の選手は種目特性に応じたトレーニングを実施しており,種目毎に特徴的な体力面が強化されていくと考えられる。 前報いに於いて,島根大学男子運動選手を対象としてVTとpeakVO2を測定し,連動部間の比較を行い,全身持久能力について検討した。 その結果,peakVOzには有意差がみられないが,体重1kg当たりのpeakVO2(peakVO2/体重)を比較すると陸上競技(中距離・長距離)部が最も大きく,陸上競技(短距離・跳躍・投てき)部とサッカー部が続き,水泳(短距離)部バレーボール部・柔道部が小さい。 VT時VO2は陸上競技部・柔道部の上位グループと水泳(短距離)部・サッカー部・バレーボール部の下位グループに分かれるが,体重1kg当たりのVT時VO2(VT時VO2/体重)は陸上競技(中距離・長距離)部>陸上競技(短距離・跳躍・投てき)部>柔道部>サッカー部=水泳(短距離)部>バレーボール部の関係にある,等の知見を得た。 今回は,バレーボール部,バスケットボール部,陸上競技(短距離・跳躍・投てき)部,水泳(短距離)部の島根大学女子運動選手を対象としてVTとpeakVO2を測定し,全身持久能力面での種目特性と島根人学女子運動選手の現状を明らかにすることを目的とした。 |
掲載誌名 |
島根大学教育学部紀要. 教育科学
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巻 | 29
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開始ページ | 31
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終了ページ | 37
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ISSN | 0287251X
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発行日 | 1995-12
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NCID | AN0010792X
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出版者 | 島根大学教育学部
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資料タイプ |
紀要論文
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ファイル形式 |
PDF
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著者版/出版社版 |
出版社版
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部局 |
教育学部
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