ID | 4432 |
タイトルヨミ | イカ ノ シ キョウイクガク ソンザイガタ ノ ジュヨウ シドウ
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日本語以外のタイトル | A Study on Poetry : Teaching in Alienation Effect
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ファイル | |
言語 |
日本語
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著者 |
足立 悦男
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内容記述(抄録等) | 本研究は、「異化の詩教育学」という仮説的な理論の継続研究である。本稿では、前稿「教材編成の理論と方法」(『島根大学教育学紀要』第34巻)で提示した教材類型の中で、存在型の詩を教材化したときの授業モデル(受容指導)について考察する。存在型の詩教材とは、モノ・コトの存在感を表す詩であった。そして、存在型の受容指導とは、この型の詩教材をとおして、モノ・コトの新しい見方・見え方を発見していく詩の授業である。
本稿では、その典型的な教材として、「こゆび」の詩(低学年)、「うんこ」の詩(中学年)、「火事」の詩(高学年)の三つの実践を取り上げる。「こゆび」「うんこ」はモノ型の詩の、「火事」はコト型の詩の代表例としてである。子どもたちにとって、「こゆび」は目立たないモノ、「うんこ」は汚いモノ、「火事」はいやなコトである。そういったマイナス・イメージをもったモノ・コトが、詩の方法によって、どのように意味的に、価値的に、イメージ的に変容して表現されているか、そして、どのような詩の世界に生成されているか、という学習の成立している実践を授業モデルとする。 取り上げる授業例は、すべて文芸研の実践である。文芸研の実践は、西郷文芸学の虚構論をふまえている。虚構論とは「現実をふまえて現実をこえる」という理論である。西郷文芸学の虚構論は、詩の世界において、異化の世界の創造に導く理論である、と私は考えている。 |
掲載誌名 |
島根大学教育学部紀要. 教育科学
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巻 | 35
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開始ページ | 1
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終了ページ | 21
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ISSN | 0287251X
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発行日 | 2001-12
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NCID | AN0010792X
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出版者 | 島根大学教育学部
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出版者別表記 | The Faculty of Education Shimane University
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資料タイプ |
紀要論文
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著者版/出版社版 |
出版社版
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部局 |
教育学部
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他の一覧 |