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Title Transcription
ショウワ 16 ネン 『 シゼン ノ カンサツ 』 ニ ミラレル ドウショクブツ ヤ ミ ノ マワリ ノ シゼン ノ カンサツ ト ドウブツ ノ シイク ・ ショクブツ ノ サイバイ ノ トクチョウ
Title Alternative (English)
The Characteristics of the Observation of Living Things and Neighboring Nature, Breeding of Animals, Cultivation of Plants Looked at by "Shizen no Kansatsu"(1941) 
File
language
jpn
Attribute
EDUCATIONAL SCIENCE
Author
YASUDA, Marie
Description
本稿の目的は『自然の観察』(1941)において、動植物の観察・飼育・栽培がどのように位置づけられているかを視覚的に明らかにすることである。そこで『自然の観察』に記載された目的・内容・方法に検討を加えた。同書に記載された動植物の観察・飼育・栽培の特徴をまとめると以下の3点となる。
1. 子どもの身のまわりの動植物や自然が観察の対象となる。四季の変化に応じて各学年に同じような観察を行わせながらも、学年毎に少しずつ目的が異なるように構成されている。
2. 動物の飼育については、まず、生き物を探して捕まえる活動を行う。そして、子どもたちが捕まえた生き物を学校で飼育する。このような活動を続けるよう構成されている。
3. 植物の栽培については、春と秋の活動(種まき・苗作り・苗植え・手入れ・経過を見る・収穫・種取り) と学年別の体験を関連付けながら、内容や方法が構成されている。
このように、学年が上がるごとに状況に入る学習(観察) から状況を作る学習(飼育・栽培) へとつながり、かつ後の学習は、それらを往復させながら行うよう構成されている。
Subject
自然の観察
観察
飼育
栽培
Journal Title
Memoirs of the Faculty of Education, Shimane University
Volume
57
Start Page
23
End Page
32
ISSN
2433-5355
Published Date
2024-02-01
DOI(SelfDOI)
Publisher
島根大学教育学部
NII Type
Departmental Bulletin Paper
Format
PDF
Text Version
出版社版
OAI-PMH Set
Faculty of Education
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