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研究組織：
研究代表者
岩本 崇 島根大学学術研究員人文社会科学系

研究分担者
上野 祥史 国立歴史民俗博物館
大賀 克彦 奈良女子大学大和・紀伊半島学研究所
阪口 英毅 京都大学大学院文学研究科
川畑 純 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
諫早 直人 京都府立大学文学部
金 宇大 滋賀県立大学人間文化学部
吉田 広 愛媛大学ミュージアム
吉澤 悟 独立行政法人国立文化財機構奈良国立博物館

研究協力者
水野 敏典 奈良県立橿原考古学研究所企画学芸部企画
久住 猛雄 福岡市経済観光文化局文化財部埋蔵文化財課
細川 晋太郎 宮内庁三の丸尚蔵館
村瀨 陸 奈良市埋蔵文化財調査センター
磯貝 龍志 岐阜県文化財保護センター

例言
研究の目的と経過（岩本　崇）

第Ⅰ部　論考編
古墳出土鏡の「伝世」にかんする実証的研究序説（岩本　崇）
鏡の分与と器物の伝世について（上野　祥史）
玉からみた「伝世」―緑色凝灰岩製勾玉を例に―（大賀　克彦）
古墳時代鉄製武器における「伝世」の考え方（水野　敏典）
古墳時代における鉄製環頭大刀把頭意匠の「復古」的採用の可能性（金　宇大）
古墳時代の甲冑の生産・流通と伝世・長期保有（川畑　純）
馬具の伝世―研究史の整理と課題の抽出―（諫早　直人）
鉄製農工具における伝世・長期保有・復古再生の考え方（磯貝　龍志）
埴輪の復古再生と土師氏（村瀨　陸）　

弥生青銅器の長期保有とその意義（吉田　広）　　
『東大寺献物帳』にみる正倉院宝物の伝世（細川　晋太郎）

第Ⅱ部　資料編
本間美術館所蔵の古墳時代資料―奈良盆地の前期古墳資料を中心として―　
山口県白鳥古墳と阿多田古墳の副葬品

研究の総括と展望（岩本　崇）