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タイトルヨミ
トサ ニッキ セイサク ニツイテ ノ ショウロン
ファイル
a006006h001.pdf 1.1 MB ( 限定公開 )
言語
日本語
著者
小原 幹雄
内容記述(抄録等)
「土佐日記」についての論考は、すでにおびただしいものがあつて、今更の感もないではないが、私は、主として、この日記が書かれて行つたその過程に関して、以下述べる三点について考へてみようと思ふのである。即ちその一は、読者を考慮して、公表する意図のために書かれた日記であること。その二は、船中における控へによつて、帰京後、整頓されて文芸的に制作されたものであつて、その控へも毎日丹念に記されたのではなかつたらしいこと。その三は、「萬葉集」・「伊勢物語」とこの日記との関係。この三点に限つて、いささか概括的に考へ述べてみたい。
掲載誌名
島根大学論集. 人文科学
6
開始ページ
1
終了ページ
9
ISSN
04886518
発行日
1956-02-21
NCID
AN00108183
出版者
島根大学
出版者別表記
Shimane University
資料タイプ
紀要論文
部局
法文学部
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