基本編

Q. 機関リポジトリとは何ですか?

A. 機関リポジトリ(Institutional Repository)は、大学等の研究機関で生産される研究成果物を電子的に蓄積・保存し、インターネットを通じて公開するシステムです。本学では、『島根大学学術情報リポジトリ:SWAN』と名付けています。

Q. 機関リポジトリに登録するとどんなメリットがありますか?

A. 研究成果を無償公開(オープンアクセス化)することで、他の多くの研究者に閲覧の機会を与えることができ、研究活動の活発化を促すとともに地域社会に対する貢献を果たすことが期待できます。現在、全国で約600の研究機関で機関リポジトリの構築・運用が行われており、新しい学術コミュニケーションとして広く浸透しつつあります。

Q. 機関リポジトリに登録された論文等はどのように利用できますか?

A. 登録された研究成果物のデータはGoogleやJAIRO(国立情報学研究所が運営する国内機関リポジトリの横断検索システム)に収集されます。また、特に学術雑誌論文、紀要論文、一般雑誌論文はCiNii Articleから利用できます。

登録編

Q. どのように登録を行なえばいいですか?

A. SWANに登録するには下記の2つが必要です。1. 2.を「登録について」に従って図書館までご提供ください。図書館で登録し公開まで行います。

  1. 研究成果物の基本情報(タイトル・著者・掲載誌名・会議名・出版年など)
  2. 本文データ
Q. SWANに登録すると全てインターネット上で見えますか?

A. SWANでは、研究成果物の公開範囲を【学外公開】と【学内限定公開】に設定することができます。【学内限定公開】は、イントラネット上に研究成果を公開し、学内からのみ閲覧できます。

Q. 著者最終稿(ie.Final draft post-refereeing)とは何ですか?

A. 雑誌に掲載された論文記事(publisher's version)をSWANに登録できない代わりに、雑誌へ投稿された査読済の原稿または、査読のない雑誌に投稿された最終的な原稿(author's post-print)をSWANから公開できる場合があります。雑誌に掲載された論文記事とはレイアウトが異なり、特にページ付けがない原稿が殆どとなります。

主要な出版社であるElsevierやSpringerの場合は、WordやPowerPoint等で投稿された原稿となります。また、投稿時からレイアウトの指定がされている雑誌もありますので、ページ付けの有無を基準とし、不明な場合は図書館へご相談ください。

権利関係編

Q. 著作権処理はどうなりますか?

A. SWANから公開するにあたって、クリエイティブコモンズ(Creative Commons)等によって著作権を著者が持っている場合は、著者の許諾が必要となります。学協会・出版社等に著作権が渡っている場合は、学協会・出版社等の許諾が必要となりなります。

また、共同執筆された論文等の場合は、共著者の許諾も必要となりますので共著者の許諾確認をお願いします。

Q. 学協会・出版社の許諾はどうしますか?

A. 必要に応じて、図書館が各学協会・出版社から許諾を得ます。なお、学協会や出版社の方針によってはSWANに登録できない場合があります。